院長ブログ blog

2023.08.01 腟トラブル

私たち産婦人科医としても非常に治療に苦慮するのが腟のゆるみや乾燥による症状です。

女性ホルモンが減ってくると腟の周囲の筋組織に弾力がなくなりゆるみが出ます。ゆるみがでるとお風呂やプールに入った後にお水が入る、何か下がってきている感じがする、性交渉時にゆるくなった感じや感じにくいなどの症状が出ます。この症状に対しては骨盤底筋体操などで筋力UPを図ることで軽症の場合には改善がみられる場合がありますが、なかなかこの筋力を鍛えることは難しいのです。

女性ホルモンが減ると腟内の乾燥も出ますのでちくちくする感じ、なんか乾いた感じがする、かゆい、性交渉時に痛みが出る、こんな症状が出ます。この症状に対して、腟内で溶解する女性ホルモン剤や漢方を使用したりして一時的に症状を緩和させることはできますが、症状は繰り返し出現します。

これらの症状は患者さんのQOLを著しく障害し、悩まれて悩まれて受診していただくことが多いのですがなかなかパッとした症状改善の方法はありません。また、以前に上記の治療は経験済という方が多いのが現状です。

そのような方にお勧めの治療として当院では腟ハイフ(自費診療)を導入しました。腟ハイフは超音波を用いて腟周辺の筋肉に刺激を与えて腟のゆるみを改善させる効果が期待できます。また、腟粘膜が再生する際にコラーゲンの産生が促されるためふっくらした感じになり乾燥した感じが和らぎます。

腟ハイフの効果は個人差はありますが施術後1か月くらいで出現し約1年ほど効果が持続するとされています。

現在お得な金額でモニターを募集しています。施術を受けた方はお風呂に入った後にお湯が出なくなった、締まっている感じがわかる等の自覚をされています。上記のような腟のお悩みをお持ちの方はぜひこの機会にお試しください。

ご興味のある方はまずカウンセリングから(同日の施術も可能)受けてください。

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