院長ブログ blog

2024.09.24 10月は乳がん検診啓発月間です

毎年、10月はピンクリボン月間といわれ乳がん検診啓発月間になっています。

今年は姉妹クリニックでも乳がん検診を開始したことからスタッフの増員もあり当院での乳がん検診の枠も増えました。昨年に比べ現時点で多くの方に受検していただいています。

10月、11月は土曜日の午後に乳がん検診をできる枠を例年通り設けました。今年は10月26日と11月16日の2日間になります。子宮頚がん検診も同時に受けられます。頚がん検診だけでの受診も可能です。

毎年この時期に多くの方に検診を受けていただいています。昨年受けた方も自費にはなりますが検診を受けられますのでご検討ください。

この時期になると自分が乳がんに罹患したときのことを思い出します。幸い経過も今のところ順調なのですが、当時は自分でもびっくりしました。

学生の時に乳がんの所見として皮膚陥凹(病変のある部分にくぼみができること)を学んでました。その時はいやいや、乳房はブラするときに毎日触るしそこまでわからんことないでしょ!って思ってました。前職のがんセンター時代は毎年検診も受けていました。現職になってからはバタバタして検診をつい後回しにしてそろそろ受けなきゃ、今年は10月のピンクリボン月間は検診を受けようと思っていた矢先、入浴時にあれあれ?なんかいる、結構大きいし触り心地おかしいし、皮膚くぼんでるよ!って。その時の落胆はひどいものでした。ここまで気付かないものかと。

1年前になんで検診を受けなかったのか、いつでも受けられたのに、受けてたら治療ももっと負担の少ないもので済んだかもしれない。後悔は尽きないものです。

私の周りでも乳がんに罹患された方がたくさんいます。子宮・卵巣系のがんよりも明らかに多いです。9人に1人の方が乳がんに罹患する時代です。決して珍しい病気ではありません。

進行がゆっくりとか死亡率が低いと言われる乳がんですが、乳がんにもたくさんの組織型があり進行が早いものもあります。検診で100%診断がつくわけではありませんが受けなければ診断はできません。

私は自分の経験からも毎年の検診をお勧めしています。マンモグラフィと超音波検査を同時もしくは1年毎交互に受けることをお勧めしています。

乳がん検診も子宮頚がん検診もつい、後回しにしがちな検診ですが毎年秋には各地で乳がん検診啓発のイベントが開かれています。乳がん検診の話題を耳にしたら、どこかで目にしたら検診を受けることを検討してみてください。

姉妹クリニックの吉祥寺レディースクリニックでは10月20日の日曜日に乳がん検診を行います!多摩市検診は受けられませんが、自費の検診・武蔵野市検診は受けられます。

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